2022/07/12 16:26


グランドカバーとは、地表を覆うために育てる植物のこと。代表的な「芝生」の他にも様々な植物をグランドカバーに使うことができます。グランドカバーの植物選びに迷っていたら、育てやすく香りもよい「ハーブ」がおすすめ。花や葉色を楽しめる種類が多いため、実用性にも景観にも優れています。グランドカバーに最適な植物をハーブを中心に紹介。グランドカバーならではの特徴やメリット、注意点もぜひチェックしてください。


ハーブがグランドカバーにおすすめの理由は?グランドカバーに必要な特徴もチェック


ハーブがグランドカバーにおすすめな理由は、その性質の強さにあります。野草であるハーブは比較的どんな環境でも育ち、肥料や水やりが少なくても大丈夫なためグランドカバーに最適なのです。グランドカバーに必要な3つの特徴を持つおすすめハーブを紹介します。

1.匍匐性(這性):地面を這うように伸びていく性質
2.多年生(多年草):一度植えれば2年目以降も生長する性質
3.耐踏圧性:踏みつけに強い性質※踏み入る場所に植える場合必要


グランドカバーのメリットと注意点を知っておこう

 
グランドカバーのメリット
・雑草対策になる
・花壇の縁取りにできる
・砂埃や泥跳ねを防ぐ
・地表を冷やす効果がある
・(ハーブの場合)香りでリラックスできる

「芝生」のイメージが強いグランドカバーですが、用途は他にもあります。雑草・泥跳ね防止や地表を冷やす働きなど、使用予定のない庭にグランドカバーを植えておくのもおすすめ。常緑ハーブのグランドカバーであれば、1年中緑と香りでリラックス効果が得られるのも大きなポイントです。

グランドカバーの注意点
・ある程度の世話が必要
・広がりすぎる可能性もある

ハーブのグランドカバーであればそれほど世話は必要ありませんが、「乾燥したら水をやる」「枯れた部分は取り除いて土を足す」など基本的な世話は必要です。また、性質が強いからこそのデメリットに「広がりすぎる」可能性も。増えてほしくないエリアには土中に板などを埋め込み対策してください。


グランドカバーになる植物を5種類紹介!選び方も解説

 
お庭のグランドカバーに合う植物は、その特徴に加えて「植えたい部分の日照条件」と「植える目的(場所)」を整理するとある程度絞ることができます。育てやすく香りも楽しめるグランドカバーにおすすめの植物を5種類集めました。また、植える数は大体30cm間隔が基本です。庭の大きさから必要個数を割り出してみましょう。間隔がキツすぎるとハーブが苦手な蒸れの原因になるので注意します。


グランドカバーにおすすめ①
常緑多年草で、乾燥した日向の香る芝生におすすめの植物。性質が強く放任気味でもどんどん増えます。4月から6月頃にかけて咲かせる花も魅力。冬も枯れにくいため、1年中緑ある景色が楽しめます。育てる際は水はけのよい土に植えつけ、乾燥気味に管理します。

(日照条件)
日向
(目的)
・芝生代わり
・花を楽しむ
・香りを楽しむ


グランドカバーにおすすめ②
常緑で匍匐性があり踏みつけにも強いため、芝生代わりに使用できます。半日陰で生育するので、幅広い環境でグランドカバーとして活躍するハーブです。また強い香りには虫よけ効果があるとされ、アリ・ノミ避けに使用されることもあります。

半日陰~日向
・芝生代わり
・雑草対策
・虫よけ
・香りを楽しむ


グランドカバーにおすすめ③
ジャーマンカモミールとは異なる多年草カモミール(カモマイル)で、地面に這うように生育するためグランドカバーに向いています。おすすめは、踏むと立ち込める甘い香り。触れると漂う甘いりんごの香りと、春から初夏にかけて咲く可憐な白花も魅力的です。高温多湿に弱いため、水はけのよい土に植え付けると同時に適宜刈り込んで株が蒸れないように気をつけます。

半日陰~日向
・芝生代わり
・花を楽しむ
・香りを楽しむ


グランドカバーにおすすめ④
日陰で育てやすい常緑グランドカバーとして最適。白い花や赤い実も可愛らしく魅力的。病害虫には強いですが、雨が多い時期にはナメクジの被害にあう場合があります。見つけ次第捕殺しましょう。

日陰~日向
・日陰のグランドカバー
・花や実を楽しむ


グランドカバーにおすすめ⑤
ふわふわとした肉厚なシルバーリーフのグランドカバー植物です。踏みつけにはあまり強くないため、花壇やタイルの縁取りなどの使用におすすめ。高温多湿には弱いため、適宜剪定して風通しよい状態を保ちましょう。

日陰~半日陰
・日陰のグランドカバー
・花壇などの縁取り
・花を楽しむ