ずっと興味のあったハーブ栽培を始めるなら、失敗やトラブルはできる限り避けたいもの。ハーブを上手に育てる第一歩は、「いい苗」を手に入れること。いいハーブ苗の特徴と選び方、初心者でも育てやすいハーブ苗を知り、楽しく充実したハーブ生活をスタートしましょう！

 

1．健康状態のいい苗を見極めて購入する

2．信頼できるハーブ販売店から購入する

ハーブのいい苗を選ぶために知っておきたいポイントは上記2点です。多くのハーブは性質が強く、丁寧に管理された苗を購入すれば簡単には枯れません。一方で適切に管理されてない苗は、土に定着する前に枯れたり、庭に病害虫を広める原因になることも。以下のポイントをチェックして、ぐんぐん育つ健康的なハーブの苗を選んでください。

チェックする箇所とチェック内容

茎の様子

・太く丈夫か

・新芽が出ているか

苗全体の様子

・害虫の虫食いがひどく、弱っていないか

・葉の数が多く、茂っているか

・上にヒョロヒョロと伸びていないか

・下葉が枯れていないか

販売環境の様子

・真夏の直射日光にさらされた状態で放置されていないか

・店員によって苗の点検が行われているか

苗選びに重要なのは「大きさ」よりも「生き生きしているかどうか」を見ること。コンパクトな苗でも青々とこんもりまとまっていれば丈夫な苗です。また、実店舗の場合は可能であれば、店員に了解をとった上で根の状態も見ておきます。根がポット内に十分にまわっており、黒ずんだり茶色くなければ健康的な苗だと判断できます。

いいハーブ苗を確実に手に入れる方法は、品質管理のしっかりした「信頼できるハーブ販売店」を選ぶこと。信頼できるハーブ店なら自分でひとつひとつ苗をチェックする必要もありません。信頼できるハーブ販売店を見分けるには、以下のポイントをチェックします。

・自社で栽培している、ハーブ苗の専門店である

・育て方などの質問に丁寧に回答してくれる

・農薬の使用方針や散布状況を公開している

・圃場の様子を写真で公開している

ハーブ苗専門の実店舗はほとんどないため、ハーブ専門店は通販を積極的に活用しましょう。通販は自分で苗を確認できないデメリットはあるものの、信頼できる販売店ならすべておまかせでも健康な苗が届きます。通販ショップであれば、ハーブ栽培・販売を専門で行っている「ポタジェガーデン」がおすすめ。常時150種ものハーブを生産している専門店なので、お気に入りの苗が必ず見つかります。栽培に関する質問もできるため、苗選びの不安も解消できます。

 

・性質が強く栽培が簡単なハーブ苗

・頻繁に収穫でき、料理などに利用しやすいハーブ苗

初心者がハーブ栽培する場合は、状態のよい苗を選ぶと同時に「育てやすい苗」を選ぶことも大切。具体的には、上記の特徴を備えた苗を選ぶこと。初心者が育てやすいハーブ苗の種類を、それぞれの特徴に分けて解説します。おすすめ商品も合わせて紹介します。

気候の変化や病害虫に強く、毎年楽しめる多年草ハーブは以下の3種類。無農薬栽培も簡単にでき、初心者でも失敗知らずのハーブ苗です。

ぐんぐん伸びてどんどん収穫できる、育てやすいキッチンハーブ苗4種類です。ハーブティーやサラダなどあらゆる料理に活用できます。

「種類が多すぎてどの苗にしたらいいかわからない…」そんなときはショップおまかせで選ぶハーブ苗セットがあります。こちらの「おまかせ5苗セット」は、料理向け・ガーデンニング向けなどテーマを選ぶだけで専門店がその時期に最適な品種を見立ててくれます。

初めてハーブを育てる人なら「ハーブ苗6個 プランター付き栽培セット」が最適。栽培に必要な苗、土、肥料、プランターのセットなので到着後すぐに栽培がスタートできます。